目次 ’99年度関西社会人リーグ 神戸製鋼所→神鋼。トヨタ自動車→トヨタ。ヤマハ発動機→ヤマハ。近畿日本鉄道→近鉄。豊田自動織機→豊織。本田技研工業鈴鹿→本田。鐘ヶ淵化学工業→鐘化。
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神鋼
トヨタ
ワールド
ヤマハ
近鉄
豊織
本田
鐘淵
神鋼
・
×13-32
トヨタ
・
ワールド
×19-22
×11-31
・
ヤマハ
×20-26
×17-27
△20-20
・
近鉄
×12-82
×12-78
×18-34
×11-20
・
豊織
×15-50
×20-51
×7-37
×26-34
×7-59
・
×20-25
本田
×20-49
×29-58
×26-70
×16-27
×31-41
×28-43
・
×18-36
鐘淵
×9-44
×0-49
×28-43
×13-37
×16-31
・
1位・トヨタ自動車、2位・神戸製鋼、3位・ワールド、4位・ヤマハ発動機、5位・近鉄、6位 鐘淵化学、7位・豊田自動織機、8位・本田技研鈴鹿、
トヨタの試練・神戸製鋼の憂鬱
関西社会人リーグはトヨタ自動車が優勝した。仙波選手の事故死という悲しみを乗り越えてトヨタのプレィヤーは栄冠を勝ち取った。しかし、事故原因を知るにつれ空しさが残る。勤務先が自動車会社であるだけになおさらその感を強くした。
神戸製鋼は7連覇時代の社長が、総会屋問題で事情聴取を受けた。ラグビーで企業イメージを高め、裏では社会の暗部に金をばらまく二面性をどう考えればいいのか?ルール遵守はラグビーだけではないのだ。
FWは他チームに比べて劣るので外人2人を起用するとSOにミラーが使えない。ミラーを使うとPGの得点力は上がるがキック中心の組み立てで日本代表BKを生かす機会が少ない。岩淵をSoに据えてチームを作り直すべきだろうが、2000年6月まで留学らしい。
−社会人入れ替え戦12・5−本田技研 34−31 NTT西日本 * 豊田自動織機 42−19 三菱自動車京都
本田技研、豊田自動織機ともAリーグ残留
第7節 :本田* 鐘化、近鉄*豊織、ワールド*ヤマハ、トヨタ*神鋼
第6節 :近鉄*鐘化、神鋼*ワールド、豊織*本田、トヨタ*ヤマハ
第5節 :神鋼*ヤマハ、トヨタ*ワールド、 鐘化*豊織、近鉄*本田
第4節 :神鋼*近鉄、ワールド*本田、ヤマハ* 鐘化、トヨタ*豊織
第3節 :トヨタ*近鉄、ヤマハ*本田、神鋼*豊織、ワールド* 鐘化、
第2節 :神鋼*本田、ワールド*近鉄、トヨタ* 鐘化、ヤマハ*豊織、
第1節 :神鋼*鐘化、ワールド*豊織、トヨタ*本田、ヤマハ*近鉄、
関西社会人Aリーグは鐘淵化学が参戦。Aリーグの常連だった三菱自工京都、大阪府警などはBリーグ。地域的には東は静岡県磐田市のヤマハ、西は兵庫県高砂市鐘化まで広くなりました。フランチャイズは兵庫3、愛知2、大阪1、三重1、静岡1、選手は関西の大学出が一番多い。外国籍選手の導入や大学のトッププレヤーの補強に努めてきたチームがAリーグに参戦、その点NTTや三菱、大阪府警は積極的ではなかった。また、会社経営者のラグビーに対する情熱も関係してくるが、現在の経営環境下では廃部にならないだけよしとしなければならない。