981101

’９８リーグ概況１９９８シーズン
’98年11月1日西京極

京産大４８－２２同志社 －R・市川明夫－

前半京産（４T3G) ２６－１２同志社（２T１G）

後半京産（４T1G）２２－１０同志社（２T）

京産１・角田（御所工③）、２・入口（九州学院③）、３・木原（大工大高④）、４・木嶋（東海大仰星①）、５・大内（高田③）、６・池上（東海大仰星④）、７・岡本（花園④）、８・平田（布施工②）、９・橋本（布施工②）、１０・山岡（天理④）、１１・坂倉（大工大高③）、１２・大野（啓光③）、１３・鈴木（京都西④）、１４・白谷（淀川工③）、１５・小西（京都西③）

入替木嶋→豊岡（天理①）、大内→吉岡（啓光④）、橋本→赤嶺（西宮南③）、大野→角田崇（東福岡④）、交代・小西→南（東山②）

同大１・南（同志社①）、２・堂守（同志社香里②）、３・尾崎（長崎南山②）、４・堀井（明石西③）、５・重田（国学院久我山④）、６・田中（京都学園②）、７・佐藤（国学院久我山③）、８・駒井（啓光④）、９・長谷川（同志社②）、１０・藤井哲（同志社④）、１１・船越（大分舞鶴④）、１２・大西（啓光②）、１３・松本太（同志社香里③）、１４・永島（啓光④）、１５・平岩（同志社③）

入替・重田→藤井元（大分舞鶴④）、佐藤→川嵜（修猷館③）、交代・尾崎→前田和（同志社香里④）、大西→藤井崇（同志社香里④）

前半10分、京産スクラムトライ（ゴール）で先制。先週（10月25日）大経大のスクラムに苦戦しただけに意外な展開。15分京産平田のトライで１４－０とリード。ゲームの主導権を握る。その後京産は３０分・３３分。同大は２５分・４０分にトライをあげ前半２６－１２で折り返し。後半10分同大はハイパントから１０－１３－１１－１３とつないで先にトライをとり、２６－１７と追い上げたかにみえたが、13分京産はPKから5人つないでトライを返し３１－１７となる。京産FWは後半32分ラインアウトからモールを20メートルおしてトライをあげるなど、同大FWをパワープレーと集散で圧した感じだった。一方同大バックスは京産をスピード・展開力で上回り4トライを返した（特にFB平岩の活躍が光っていた）。開幕時に比べてバックスの攻撃は整備されてきたように思われる。関西学生ラグビーの看板カードで1万近い観衆が集まったと思うが、京産選手の同大FB平岩に対する踏み付け行為は情けなかった。

Dotuさんの観戦記

私のイヤな予想（よくてダブルスコア）は見事に当たったようです。私の予想より、FWが負けて、BKが勝ってたようです。

同志社のハイパントはかなり正確で、大西どころか船越までキャッチしてました。一方山岡君の”活躍”で失点は減ったと思われます。まあ、BKは人数が同じであれば、特にゲインされずに終わったのでよしとしましょう。問題はFWです。スクラム、モールは覚悟してましたが、高さで上回るラインアウトで結局プレッシャーをかけれず、ラックで完敗しました。どうにかしてくれ。水間に代えて佐藤を起用したので期待しましたが・・・。今のFWは関西においても、かなり弱いのでは。残り３戦は落とせませんが、摂南以外は楽観視できません。

　産大ですが、FWの上手さは過去最高では（同志社が弱い分、差し引くとしても）。ラックは、よく関東とやる時「おいおい、それオフサイドちゃうの？」（実はオフサイドではない）と言いたくなる感じ（分かってくれると思いますが）でやられたし、一番感心したのが、モールが前進してる間に効果的に球を出してたことです。３列はもちろん、大内が邪魔でした。ホントに。　ただ、BKはヤバいのでは。取られた４つのトライはそんなに不利な状況ではなかったので、FW戦が互角になると、厳しくなりそうです。

龍谷５６－３１立命館 －R・溝畑潤－
前半龍谷（４T４G）２８－１７立命（３T1G）

後半龍谷（４T４G）２８－１４立命（２T2G）

龍谷１・佐川（崇徳③）、２・竹中（啓光②）３・田中（浪速②）、４・前田（報徳②）、５・古賀（東福岡③）、６・山本（大阪桐蔭③）、７・長谷川（東山④）、８・岡本（花園④）、９・渡辺（大分舞鶴②）、１０・重光（伏見工①）、１１・松本（志摩④）、１２・西田（島本③）、１３・栗山（田辺③）、１４・真田（東福岡④）、１５・三木（京都学園③）

入替・西條→中村（伏見工③）、渡辺→大槻（京都成章③）

立命１・北川（茨田③）、２・中林（花園②）、３・小林（京都成章②）、４・坂本（長崎南山②）、５・東（高鍋④）、６・岸本（都島工①）、７・今田（関西創価④）８・木曽（三島②）、９・岡林（関西創価②）、１０・松村（関西大倉③）、１１・森川（今宮④）、１２・八重嶋（黒沢尻北④１３・岩井（報徳②）、１４・永本（啓光①）、１５・久保（大嶺④）

前半5分龍谷先制トライ（ゴール）。10分立命PKから展開同点トライ（ゴール）。13分・15分は龍谷FB三木のカウンターアタックを起点に2トライをあげるが、立命はFWの縦攻撃を中心に対抗。前半龍谷２８－１７立命で折り返し。後半8分立命はスクラムから認定トライをとり一気に逆襲に転じるかと思われたが、13分・17分・23分龍谷BKに3連続トライを奪われ龍谷５６－３１立命で終了。

立命FWは優位だったが、龍谷BK（FB三木）を止められず。立命は3連敗ながら、上位校に善戦していたので期待したが龍谷に大敗した。両チームともゴール前のデフェンスが甘く、関東勢に対抗できるような印象ではなかった。特に立命は関西が関東に負ける時の失点パターンを見ているようであった。（スクラム・モールで押すもBKに回されるとついていけない）

’９８年11月1日鶴見緑地

大体大５９－２４摂南大

前半大体（４T３G）２６－５摂南（1T）

後半大体（５T４G）３３－１９摂南（３T2G）

大体１・高柳（大阪桐蔭④）、２・松谷（東海大仰星③）、３・豊山（江の川④）、４・日出山（東海大仰星④）、５・積（大体大浪商④）、６・坪井（大阪桐蔭③）、７・和田（啓光②）、８・菊谷（御所工①）、９・林（島本②）、１０・小寺（洛西③）、１１・山田信（関西創価④）、１２・浦上（交野④）、１３・山田剛（啓光④）、１４・高岡（金光第一④）、１５・クリストファー（江の川②）

入替・高岡→渡辺（枚方③）、林→竹永（阪南②）

摂南１・西山（大工大高④）、２・泉岡（大工大高③）、３・竹垣（啓光①）、４・大屋（大工大高②）、５・中川（天理④）、６・金村（大工大高①）、７・俣野（京都西④）、８・柳楽（東山④）、９・小野（布施工③）、１０・古屋（夕陽が丘③）、１１・加村（大工大高①）、１２・白木（東海大仰星①）、１３・浅田（布施工④）、１４・川畑（布施工③）、１５・瀬尾（大阪市立東④）

大体大は4連勝。11月15日の京産戦に勝って優勝を狙う。摂南は4連敗。残り3試合にAリーグ初勝利なるか？

近大４２－１７大経大
前半近大（３T１G１PG）２０－３大経（１PG）

後半近大（４T1G）２２－１４大経（２T2G）

近大１・池田（目黒④）、２・坂井（啓光④）、３・田村（布施工④）、４・奥野（啓光②）、５・高市（新田④）、６・前原（淀川工④）、７・上村（近大附④）、８・松井（大阪桐蔭③）、９・住谷（江の川④）、１０・佐佐木（江の川②）、１１・岡本（関西創価③）、１２・山崎（大工大高②）、１３・神本（大工大高③）、１４・大庭（近大附①）、１５・桑原（近大附④）

大経１・織戸（大工大高③）、２・内海（啓光④）、３・西川（伊丹北④）、４・千坂（報徳④）、５・宇田（福山誠之館④）、６・熊本（布施工③）、７・八原（伏見工③）、８・増本（八幡工③）、９・西村（淀川工③）、１０・田中（松山商②）、１１・山本（伏見工①）、１２・漆原（大工大高④）、１３・樋口（報徳①）、１４・山田（八幡工③）、１５・藤井（伏見工④）

近大はこの勝利で大学選手権出場に大きく近づく。大経大・龍谷は5位争い。
’９８リーグ概況１９９８シーズン