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’９８リーグ概況１９９８シーズン

’９８年１０月２５日・花園

京産大５２－２１大経大 －Ｒ・石本月洋－

前半京産大（２Ｔ１Ｇ）１２－７大経大（１Ｔ１Ｇ）

後半京産大（６Ｔ５Ｇ）４０－１４大経大（２Ｔ２Ｇ）

京産１・角田（御所工③）、２・入口（九州学院③）、３・木原（大工大高④）、４・木嶋（東海大仰星①）、５・大内（高田③）、６・池上（東海大仰星④）、７・岡本（花園④）、８・木村（東山③）、９・橋本（布施工②）、１０・山岡（天理④）、１１・坂倉（大工大高③）、１２・大野（啓光③）、１３・角田崇（東福岡④）、１４・白谷（淀川工③）、１５・小西（京都西③）

入替角田崇→南（東山②）、木嶋→平田（布施工②）、坂倉→長井（島本②）

大経１・織戸（大工大高③）、２・内海（啓光④）、３・西川（伊丹北④）、４・宇田（福山誠之館④）、５・船津（大工大高④）、６・熊本（布施工③）、７・八原（伏見工③）、８・増本（八幡工③）、９・田村（島本④）、１０・田中（松山商②）、１１・山本（伏見工①）、１２・漆原（大工大高④）、１３・樋口（報徳①）、１４・小田（岡山関西②）、１５・藤井（伏見工④）

入替小田→山田（八幡工③）、田村→西村（淀川工③）、船津→千坂（報徳④）

大経大はスクラムで京産を押すなど健闘した。開始早々勢いよく攻め込みＢＫも４：２で余る形に持ち込んだがつめが悪くトライにならなかった。前半は京産８分・３０分坂倉の２トライ。大経大は３７分田村がＰＫから素早くトライ。後半は京産Ｎｏ８平田が入ると、とたんにＦＷに勢いが出始め６Ｔをとったものの、選手１人でこんなにかわるのかと思ってしまう。後半の２８分まで京産２４－１４大経。２８分・３３分・３５分・４０分と４トライをとり点差を広げたものの点差ほどの強さは感じなかった。１０月１０日の関東学院戦後調子が下降しているのかもしれない。大経大は２２分インターセプト樋口、３８分ＦＢ藤井がスピードで京産ＢＫを振り切りトータル３トライをあげた。

ＤＯＴＵさんの観戦記

産大は平田、鈴木をはずしてる時点で、気合い負けしてたようです。（経大が体大戦では手も足も出てなかったし、仕方ないか）経大は闘志が凄かった。龍谷戦以上かも。全員最後までよく走ったし、タックルもよかった。ＣＴＢの樋口（報徳1年）はすでに中心選手でした。

産大ファンの方々は非常に悲観的なようですが、経大はベストパフォーマンスだったと思います。スクラムを押されたり、ラインアウトも不利だったものの、勝負所では産大が上でしたし、経大が勝ちそうな気はしませんでした。ただ、この試合のスクラムが本気（怪我や、あえて押さないのでなく）だったとしたら、体大戦はやばいでしょう。ＢＫは、ＣＴＢがディフェンスできるなら、小寺擁する体大の方がいいと思いますし。

　来週は産大-同志社ですが、近大戦を観て安心しました。なんとか試合にはなりそうです。勝ってくれへんかな、同志社。

同志社３５－２７近大 －Ｒ・岩下眞一－

前半同大（３Ｔ２Ｇ２ＰＧ）２５－２０近大（３Ｔ１Ｇ１ＰＧ）

後半同大（１Ｔ１Ｇ１ＰＧ）１０－７近大（１Ｔ１Ｇ）

同大１・南（同志社①）、２・谷口（国学院久我山④）、３・尾崎（長崎南山②）、４・堀井（明石西③）、５・藤井元（大分舞鶴④）、６・田中（京都学園②）、７・水間（大工大高③）、８・駒井（啓光④）、９・長谷川（同志社②）、１０・藤井哲（同志社④）、１１・船越（大分舞鶴④）、１２・大西（啓光②）、１３・松本太（同志社香里③）、１４・永島（啓光④）、１５・平岩（同志社③）

入替谷口→前田学（東農大二④）、水間→川嵜（修猷館）

近大１・池田（目黒④）、２・田村（布施工④）、３・向井（東海大仰星④）、４・奥野（啓光②）、５・上村（近大附④）、６・前原（淀川工④）、７・西端（柏原①）、８・松井（大阪桐蔭③）、９・住谷（江の川④）、１０・佐佐木（江の川②）、１１・岡本（関西創価③）、１２・山崎（大工大高②）、１３・神本（大工大高③）、１４・大庭（近大附①）、１５・桑原（近大附④）

入替向井→坂井（啓光④）、池田→加古（関西創価①）、西端→河合（大阪桐蔭①）、桑原→飯沼（洛北③）

同大の勝因は「イケイケラグビー」をやめたことだろう。前半５分ＰＧで同大先行。１０分近大・大庭のトライで逆転するなど、接戦もようで前半は同２５－２０近で折り返し。後半１０分近大前原のトライ（ゴール）で２７－２５と逆転。しかし、１５分同大トライ（ゴール）で再逆転同３２－２７近となり、３９分過ぎに同大ＰＧを決め８点差をつけ勝利を確定した。近大はＢＫの展開力でも上回るところをみせ決定的な場面もつくったがたが、スピード不足でトライに至らなかった。近大バックスリーは、同大のサイドをよく突破し善戦の要因となった。近大がラインアウト・スクラムで五分だったなら勝っていただろう。同大サイドからみれば、密集付近の守りとセットプレーからの攻撃パターンが課題か？もっともスポニチには大西（一平）コーチの談話として「同大は前半で消耗していた」と発言しているので、単に体力不足かもしれない。

ＤＯＴＵさんの観戦記

開始前・・・同志社はもう近大をなめていませんでした。対等な（格上の？）相手と認めていたようです。近大は静かに歩いて出てきたので、強そうに見えました。

前半・・・同志社がＰＧで先制。特に間が空いた訳でもなく（積極的に）、ＰＧを狙うのは産大戦以外では久しぶりでは？１５-５の場面でも狙った。このまま折り返したかったが、5点差に詰められる。

後半・・・一旦、近大が逆転。同志社に焦りが見えるも、再逆転。終了間際には８点差となるＰＧで勝利。

ターンオーバーが多く、ミスもありましたが、面白い試合でした。（勝ったから言えるが）同志社はスクラム、ラインアウトを制したものの、キックオフは相変わらずひどい。相手ボールキックオフでは、体勢に関わらず、駒井がキャッチしてました。マイボールはロックが競りに行くわけでも、タックルで刺さる訳でもなく、覇気が感じられません。ここさえしっかりすれば、接戦にならなかったと思います。（もちろん近大の集散、粘りは凄かったが）またスクラムは押すものの、NO８松井にゲインされ無意味になるし、ラックの真ん中を再三割られました。ここ数年ＦＷの密集の弱さが目に付きます。ＢＫはＦＢは平岩で良さそうです。最近見たＦＢの中ではフィールディングが一番ましです。しかし、大西と永島が戻ってなかったらヤバかったと思います。（大西は途中腰を痛めてたので心配です。彼なしに産大に勝てるはずがありません）近大の松井の強さは評判以上でした。岡本、駒井より強そう。

宝が池

大体大３２－２７立命

前半大体（４Ｔ３Ｇ１ＰＧ）２９－１５立命（２Ｔ１Ｇ１ＰＧ）

後半大体（１ＰＧ）３－１２立命（２Ｔ１Ｇ）

大体１・高柳（大阪桐蔭④）、松谷（東海大仰星③）、３・豊山（江の川④）、４・日出山（東海大仰星④）、５・積（大体大浪商④）、６・坪井（大阪桐蔭③）、７・和田（啓光②）、８・菊谷（御所工①）、９・林（島本②）、１０・小寺（洛西③）、１１・山田信（関西創価④）、１２・浦上（交野④）、１３・山田剛（啓光④）、１４・森（大分舞鶴①）、１５・クリストファー（江の川②）

立命１・北川（茨田③）、２・中林（花園②）、３・小林（京都成章②）、４・東（高鍋④）、５・坂本（長崎南山②）、６・今田（関西創価④）、７・岸本（都島工①）、８・木曽（三島②）、９・岡林（関西創価②）、１０・松村（関西大倉③）、１１・森川（今宮④）、１２・八重嶋（黒沢尻北④１３・岩井（報徳②）、１４・永本（啓光①）、１５・久保（大嶺④）

立命は後半追い上げるが及ばず。ゲームを見ていないので分からないが、大体大の後半１ＰＧだけというのはどうしたことだろうか？

龍谷６８－１７摂南

前半龍谷（５Ｔ４Ｇ２ＰＧ）３９－５摂南（１Ｔ）

後半龍谷（４Ｔ３Ｇ１ＰＧ）２９－１２摂南（２Ｔ１Ｇ）

龍谷１・佐川（崇徳③）、２・竹中（啓光②）３・田中（浪速②）、４・前田（報徳②）、５・永尾（大工大高②）、６・山本（大阪桐蔭③）、７・長谷川（東山④）、８・古賀（東福岡④）、９・大槻（京都成章③）、１０・重光（伏見工①）、１１・新郷（佐賀工④）、１２・栗山（田辺③）、１３・西村清（伏見工③）、１４・松本（志摩④）、１５・三木（京都学園③）

入替佐川→酒巻（関西創価②）、交代中村→西田（島本②）

摂南１・西山（大工大高④）、２・泉岡（大工大高③）、３・竹垣（啓光①）、４・中川（天理④）、５・大屋（大工大高②）、６・金村（大工大高①）、７・俣野（京都西④）、８・佐々木（大工大高③）、９・真木（三島④）、１０・南（大工大高③）、１１・川畑（布施工②）、１２・伊庭（大工大高①）、１３・中村（日根野③）、１４・宮下（大工大高④）、１５・瀬尾（大阪市立東④）

交代宮下→加村（大工大高①）、交代→白木（東海大仰星①）

摂南は３連敗。上位校との対戦できつい面もあるが失点が多い。入替え戦確定的な雰囲気。打開策を見出せずこのままシーズンを終えるのか。加村デビュー。

’９８リーグ概況１９９８シーズン