目次 54回全国社会人準決勝 後44分、ミラーPG(神34−33ト)、勝負を捨てないトヨタのリフター3人に注目。 大畑、三木、難波、平尾、吉田、廣瀬、大原、 2002年1月6日・花園ラグビー場
神戸製鋼 34−33 トヨタ自動車、R/クレイトン・トーマス(ウェールズ協会)
前半・神鋼(2T2G0PG) 14−21 トヨタ(3T3G0PG)
後半・神鋼(2T2G2PG) 20−12 トヨタ(0T0G3PG)
神戸製鋼
1・中道(同大)、2・南條(明大)、3・清水(明大)、4・小泉(早大)、5・ラーセン、6・小村(明大)、7・冨岡(明大)、8・伊藤(法大)、9・苑田(法大)、10・ミラー、11・増保(早大)、12・元木(明大)、13・吉田(京産大)、14・大畑(京産大)、15・八ツ橋(天理大)、
入替、ラーセン→アングレッシ−、八ツ橋→平尾(同大)、
トヨタ自動車
1・岩間(帝京大)、2・七戸(拓大)、3・豊山(大体大)、4・椎村(龍大)、5・コベントリー、6・菅原(拓大)、7・石井(三好)、8・ブレイン、9・大原(大体大)、10・廣瀬(京産大)、11・三木(龍大)、12・難波(帝京大)、13・山本剛(帝京大)、14・オト(大東大)、15・曽我部(立命大)、
入替、岩間→戸崎(岐阜第一)
前半3・5分トヨタが2連続トライ。神鋼の隙をついた形。その後同点にされたが大畑の処理ミスをついてトライをあげトヨタ前半1T1Gリードで終了。後半は1点をめぐる攻防に。39分、トヨタPGで33−31とリードでロスタイムへ。神鋼はキックオフボールから仕掛けトヨタがペナルティー。ミラーが27m正面のPGを決めて34−33と逆転したところでノーサイド。
(感想)
神鋼はしぶとい。勝負どころのツボを心得ており負けないラグビーをする。社会人は大学レベルと比較して体つきは大きくコンタクト力もあって個人技の一発ではなかなか抜けない、最後にはキッカーがキーとなった試合であった。後半35分過ぎから何かスタンドの空気が違ってきた。TVでは伝わらない部分である。廣瀬が角度のあるPGを決め逆転したが、イアン(*)以来まだ何かあるかもしれないという気にさせるところが神鋼のブランドか?風は強かったもののミラーのキックの弾道は直線的でボールに力があった。
*イアン・ウイリアムス
その他
関東系掲示板で嫌われる花園の野次だが、関西勢同士だと野次の応酬がある。「はよ蹴れ」「ゆっくり蹴ってええねんぞ」。野次が多すぎて聞き分けできないこともあった。
秩父宮サントリー 104−12 クボタ
前半・サントリー(8T5G0PG) 50−0 クボタ(0T0G0PG)
後半・サントリー(8T7G0PG) 54−12 クボタ(2T1G0PG)
サントリー
1・長谷川(中大)、2・坂田(法大)、3・元吉(日大)、4・早野(帝京大)、5・ワシントン、6・大久保直(法大)、7・阮(明大)、8・斎藤(明大)、9・田中(明大)、10・伊藤(明大)、11・栗原(慶大)、12・ウルイナヤウ、13・山口(明大)、14・吉田(専大)、15・小野沢(中大)、
入替、ウルイナヤウ→イエレミア、吉田→北條(日大)、斎藤→大久保尚(筑波大)、元吉→中村(同大)、田中→永友(明大)、長谷川→星川(関東学大)、阮→北川(関東学大)、
クボタ
1・伊藤(行田工)、2・田中(京産大)、3・中島(法政大)、4・石倉(専大)、5・赤塚(明大)、6・山口(法大)、7・岡本(龍大)、8・オへフェンガウ、9・西田(明大)、10・山岡(京産大)、11・岡田(京産大)、12・オコーナー、13・松隈(法大)、14・粘谷(青学大)、15・吉田(帝京大)
入替、中島→橋本正(大体大)、オコーナー→マフィリオ、オフェンガウ→トロケ、吉田→花井(明大)、
交代、岡本→安藤(明大)、松隈→中村(専大)、