第43回大学選手権 セミファイナル

2007年1月2日・国立競技場
関東学院大学 34−3 大阪体育大学
前半・関東学院(3T0G0PG) 15−3 大阪体育(0T0G1PG)
後半・関東学院(3T2G0PG) 19−0 大阪体育(0T0G0PG)
関東学院
1・西垣(東山B)、2・田中(大工大高A)、3・原田(佐賀工C)、4・西(佐賀工B)、5・北川(大阪桐蔭A)、6・大野(熊本西4)、7・竹山(大島C)、8・土佐(尾道A)、9・吉田(大工大高C)、10・藤井(佐賀工C)、11・中園(佐賀工B)、12・高山(啓光学園C)、13・櫻谷(伏見工C)、14・朝見(正智深谷C)、15・山下祐(大工大高C)、
大阪体育
1・勝浦(大阪桐蔭C)、2・佐藤(大分舞鶴C)、3・中村勇(興国B)、4・久保(若狭A)、5・松岡勇(神戸甲北C)、6・板垣(神戸工A)、7・濱里(名護C)、8・藤本(東海大仰星C)、9・金(朝明C)、10・河野(啓光学園C)、11・山下(啓光学園C)、12・平瀬(東海大仰星C)、13・大川(汎愛B)、14・平野(京都成章C)、15・松岡活(日田C)
入替、勝浦→山本(御影工C)、河野→藤田(東海大仰星A)、平野→壇辻(啓光学園A)、藤本→正木(京都成章A)、中村→小渡(神戸工B)、久保→井上(刀根山C)、金→久高(大工大高A)、
大体大の攻撃・基本形モールが機能せずスクラムも劣勢ではトライなしは仕方がない。チーム戦術を徹底するなら前27にPGで3−5に迫ったのだから、前半35分のゴール前のPもPGを狙って6−10にして4点差(トライで逆転)にしおけばいいと思うが、SH金が速攻を仕掛けて失敗した。デフェンスも組織運動としては機能していたがタックルしても相手が強く二人目が止めに入るためスペースが生まれて点差をつけられてしまった。

関東先制T 前8M 土佐 モールから飛び込む

前27M 松岡PG 体3−5 関、前31 原田 関 10−3 体

関東のほうがひとまわり大きいような感じ。モールの上からボールにからみにくる関東。北川にひとつとられた。


早稲田大学 55−12 京都産業大学
前半・早稲田(3T1G0PG) 17−7 京都産業(1T1G0PG)
後半・早稲田(6T4G0PG) 38−5 京都産業(1T0G0PG)
早稲田
1・瀧澤(千種A)、2・種本(国学院久我山C)、3・畠山(仙台育英B)、4・権丈(筑紫B)、5・後藤(千種C)、6・松田(早大本庄B)、7・豊田(東福岡A)、8・林(膳所C)、9・矢富(京都成章C)、10・曽我部(啓光学園C)、11・早田(大分舞鶴@)、12・谷口(川越C)、13・今村(四日市農芸C)、14・菅野(福島C)15・五郎丸(佐賀工B)、
入替、谷口→長尾(本郷A)、松田→笠原(長野C)、曽我部→茂木(熊谷工C)、
京産
1・後藤(関西創価B)、2・小西(東海大仰星C)、3・長江(愛知・春日丘B)、4・河嶋(大成学院大高B)、5・半田(九州国際大附C)、6・山田(京都・花園C)、7・橋本(九州国際大附B)、8・坂野(名古屋B)、9・田中(伏見工C、10・大熊(長崎海星B)、11・徐(朝明B)、12・今村(木本A)、13・石蔵(筑紫丘B)、14・江藤(筑紫B)、15・内田(啓光学園C)、
入替、小西→山下(都島工B)、坂野→八藤田(北越B)、
Fwセットは有効な戦術であったがBKに展開したときに体格的なハンデがあるのか大きくゲインを切れなかった(京産FW7対3支配で勝てそうな感じである)。京産・体大BKにもいえるがハイパントを確実にキャッチできる水準でないと、こいう相手には勝てない。キック処理ももうひとつ。小さいエラーから得点力のあるチームにトライをとれらるパターンである。京産は3年中心なのでこの試合を振り出しに課題を克服し来シーズンに期待したい。
櫻岡レフェリーのポジションが悪く京産のタックルラインに時々進入してきて早稲田有利に働く場面があった。本人にすればいちばん判断しやすいポジションにいるだけといいたいのだろう。関西大学はルール遵守については白黒はっきりしているように思えるが、関東大学はグレーゾーンのプレーがままあり関西大学でないプレーがある。「きたなく勝っとる」といわれるのはそういうわけで、花園で野次られているのはそういう輩である。アマチュアの学生スポーツ精神にふさわしくないといえばそれまでだが、早稲田も関東学院も意識はプロだからOKなのだろう。早稲田も昔の早稲田ではないのである。

 


前10M 京産江藤パスインターセプト T(G) 京産 7−0 早稲田


後半のトライ

A 
早22m付近スクラム、産・押し込み田中ボール奪取。


左展開  大熊(ボール) 今村・石蔵・内田 (石蔵縦をつきゲイン)


大熊 早DFの裏に抜けDFライン崩す(画面左スペースできる)


五郎丸のタクックルかわしてギャップをついて山田T 京産 12−29 早稲田