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2004年1月2日・12:00KO R/民辻
東海大学 64−19 京都産業大学
前半・東海(4T3G1PG) 29−14 京産(2T2G0PG)
後半・東海(5T5G0PG) 35−5 京産(1T0G0PG)
東海
1・倉田(つくば秀英C)、2・高(桐蔭学園B)、3・楢岡(秋田工B)、4・豊田(東海大仰星@)、5・湯井(東海大仰星C)、6・田上(東海大仰星B)、7・湯浅(東海大仰星C)、8・太田(仙台育英A)、9・吉田(東海大仰星C)、10・小原(盛岡工B)、11・沼田(向上C)、12・柴原(浜松工B)、13・姫野(浮羽B)、14・陳(台北体育専A)、15・三木佳(東海大仰星A)
入替、田上→小野寺(盛岡工A)、沼田→大平(東海大相模A)、倉田→満田(東海大仰星C)、楢岡→岡田(東海大仰星A)、湯井→下村(東海大仰星B)、吉田→北村(東海大仰星A)、姫野→大和田(東海大相模B)、
京都産業
1・山崎(羽咋工A)、2・中川(伏見工B)、3・松尾健(文徳C)、4・中村(湘南工科大付B)、5・田中謙(四日市農芸C)、6・谷口(羽咋工B)、7・岡崎(八幡工A))、8・長田(近大付C)、9・田中史(伏見工@)、10・西野(報徳学園C)、11・松岡(脇町C)、12・南(天理B)、13・松尾博(長崎海星C)、14・山川(嵯峨野B)、15・前田(崇徳C)、
入替、田中謙→富山(天理B)、谷口→山田(京都花園@)、
試合内容を評価すれば京産は昨年の選手権中央大学戦から進歩がない。早法に大敗するのは力の差があって問題にする必要はないが、東海は早法に比べて攻撃スピードも遅くパス精度も高くないので大体大がみせた粘りは発揮してもらいたかった。
大敗の原因は密集に人が集まりすぎアタック・ディフェンスともにラインに人数少なく、集散が遅いので穴が多いからである。主導権が握れないのはラインアウト不安定。前半スクラムは威力を発揮していたが押せなくなると仕掛が少ない。(下画像参照)
東海は組織的プレーで崩したようには思えずディフェンスラインを敷いていれば京産がノックオン。ボールを拾って外に展開するだけというワンパターン。野球にたとえれば京産四球連発、内野ゴロをトンネルして失点のイメージ。

A

B C

A・Bは京産モール・ラックに対する東海・法政のディフェンスライン。Cは法政・東海戦。法政ラインアウトからBKを左に集め攻撃の中心を移している。法政のプレーをパクリ、Aでは京産ブラインドサイドの右2名を一気に左に移動して左方向にオープン展開。始動は京産が速いからミスがなければ(ここが重要)ボールの継続は可能。田中にはスペースをつくる必要ない。隙間があれば自分で持ち込むだろう。
愚痴を並べれば上のようになるのだが。
下記Aは4年前のスポニチ掲載春新入部員、参考Bは東海(FWだけで19人)。FWは7人とって4年後は3人、コンバート大塚、松尾健の留年でなんとかしのいだ。4年FWが4人やそこらのチームがベスト8に進出することは今後ないだろう。だから長田京産はよくやってきたのである。
部員増の量的効果は来シーズンから表れてきそうだが・・、強力FWにハンドリング、コンタクト力。田中の配給テンポに合わしてアタックラインができればBKで勝負もできる。
A 
B 

A  B 

A・前8分、東海先制T。B・前16分、京産T。

C  D 

C・前19分、東海T<京産ディフェンスに粘り欠ける>。D・前25分・京産前田T。

E  F 

E・前30東海、F後半40分頃、京産T。


2004年1月2日・花園、14:00KO R/ 岩下 眞一
関東学院大学 66−22 同志社大学
前半・関東学大(4T2G0PG) 24−12 同大(2T1G0PG)
後半・関東学大(6T6G0PG) 42−10 同大(2T0G0PG)
関東学大
1・北川喬(東山C)、2・山本(新田C)、3・山村(佐賀工C)、4・堺田(清真学園C)、5・犬飼(瀬谷C)、6・林(国学久我山C)、7・鈴木(関東学院C)、8・八木(向上C)、9・小畑(東山C)、10・田井中(北九州A)、11・水野(東山C)、12・高山(啓光学園@)、13・霜村(東農大二C)、14・北川智(東山A)、15・有賀(日川A)、
入替、北川喬→坂本(関東学院B)、山本→田中(大工大高@)、鈴木→大鰐(青森北A)、小畑→高安(東山B)、田井中→藤井(佐賀工@)、有賀→山下(大工大高@)、
同志社
1・児島(修猷館B)、2・荻原(東農大二C)、3・山本翼(県芦屋A)、4・望月(桐蔭学園C)、5・浦(大分舞鶴A)、6・高橋(同志社香里B)、7・中山(東福岡B)、8・端迫(氷川C)、9・竹山(東福岡B)、10・今森甚(啓光学園A)、11・正面(東海大仰星A)、12・仙波(八幡工B)、13・平(長崎南山B)、14・鄭(同志社香里A)、15・吉田(東農大二C)、
入替、望月→山本英(同志社香里C)、竹山→十川(同志社香里B)、今森→峠(同志社香里B)、
交代、平→浅田(東農大二A)、仙波→岡本(同志社香里A)、
関東は前半FW中心の攻め。パワフルな縦攻撃で同大を押し気味に試合を進めるが、同大は大きな破綻もなく個人技に優れるBKが関東ディフェンスを破りトライを奪う展開。
後半同大はSO・両CTBが痛み交代。タックル力も弱くなりボール支配は関東。同大は前半オーバーペースのような気もするが負けてもベスト4の進出が決定しているので精神的ダメージは少ないだろう。
法早は学生らしいスピードと練習を重ねたシステム色が感じられるが関東学院はTOPリーグのチームを見ているような雰囲気。授業を理由にU21代表辞退多数を出して日本ラグビー界に貢献しなかったが、その成果はでているようである。
同大・中尾監督はフィトネスとタックルを今年の課題にあげていたように記憶するが、守りも攻撃も組織的なところまでは手がつけられなかったようである。早法関のレベルは自主性では対抗できない水準までコーチされているのでOBを含めた総力戦で臨まないとタイトルは奪取できない。(同大関係者には自主性尊重派はまだいるのか?)

A B 

A・関東学院外人コーチ、B前8分、関東先制T。

B  C 

B〜C、前15分同大・今森ギャップを抜いてゲインし大橋トライ。

D 

D・前20関東T。

E1

左から仙波・平・竹山キック・今森

E2

E1・2、前25分・同大平押さえてトライ(仙波・竹山)・関東・有賀。

F1 F2

F1前40分関東T。P速攻、F2右・京都ラグビー祭でもあったP速攻。2回も同じ手をくらうのは学習能力がないからである。