HOME  目次

 

2001年4月8日  −花園ラグビー場14:00KO

日本A代表  33−31 ニュージーランド学生−R/岩下眞一−

前半・JP(1T1G1PG) 10−15 NZ(2T1G1PG)

後半・JP(4T0G1PG) 23−16 NZ(1T1G3PG)

先発

1・高柳(トヨタ)、2・辻本(近鉄)、3・元吉(サントリー)、4・田沼(リコー)、5・パーカー(東芝府中)、6・久保(ヤマハ)、7・山本(慶應)、8・スカウン(東京ガス)、9・月田(リコー)、10.吉村(近鉄)、11・北條(サントリー)、12・ストロングマン(三洋電機)、13・オト(大東大)、14・森(東芝府中)、15・吉田(クボタ)、

元吉→岩間(トヨタ)、吉村→伊藤(東芝府中)、ストロングマン→ツイドラキ(トヨタ)、

注・8のスカウンはメンバー表から記載。サントリーのスコーンか?

前半18分、NZはゴール前に攻めこんだ日本ボールをインターセプトし95mの独走トライで先制(画像A)。23分PGで加点。28分にもトライ(G)。日本は36分頃トライ(G)、40分頃PGを返しNZ15−10日本で前半終了。

、B

後半7分伊藤がトライし同点(画像B)。10分NZPGでリード、13分トライ(G・画像C)<NZ23−15JP>。日本は20分再度伊藤がトライ25−20と詰め寄るも、要所でNZはPGを決めるなど終始試合をリ−ドしてきたが、25分頃にNZはシンビンを受け流れが悪くなった。35分頃日本は山本がトライ(画像D)し28−31と追い上げ、最後にツイドラキを投入したのが起爆剤となったのか連続的にボール支配し最後は森が逆転トライ(画像E)を決めた。

、D、E

外国籍選手を4人入れた日本A代表。両センターが外国籍というのは日本人に人材がいないからか?できれば日本人プレーヤーで組んで欲しかったポジション。SH月田のパスはやや浮き気味で長い距離は難しそう。日本ウイングがボールを持って攻めこんでいくも、囲まれると蹴って相手に渡してしまう始末。バックスタンドのファンから「何蹴っとんねん」と罵声を浴びせ掛けられていたが(本気で怒るファンがまだいたのか)、代表選手のプレーではないことも確かである。

ニュージーランド学生はオープンスペースにボール蹴りこむなど、堅いスタイル。PGで終始リード奪ったが、主将がレフェリーに何度もプレーの説明を聞きに行っていたり、シンビンをくらうなど自滅気味。決定的なパスを失敗するなど技術レベルが高いのか低いのかよく分からない。

日本協会サイトの向井監督のコメントに「単純ミスから失点を許したことは悔やまれる」とあるが、代表レベルで単純ミスはないやろ。また、協会HPの「後半は、日本Aがこの日スタンドオフに入った伊藤護の2 トライ」とあるが、SO吉村が負傷退場したため伊藤が入ったのでは?戦略的に入れ替えたのら采配がよかったとういことだが。

後半ロスタイムにツイドラキを投入。最後に連続的な展開攻撃をみせて森が逆転トライ。就任後日が浅いので向井監督の目標とするラグビーではないだろうが、勝ち星を重ねて行くことが大事であり、逆転トライを決めた時の観客の声援が耳に残った。

レフェリーの岩下さんはインターナショナルパネルレフェリーA級。NZが反則を犯しボールを投げ捨てたため再度反則をとって戻していたが、NZ主将は訳が分からず説明を求めに行ったところ「ボール・ボール」とだけ言っていたように聞こえたが、単語だけでは相手は理解出来ないだろう。はっきり説明してあげればいいのに。