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第80回全国高校ラグビー大会

A 

A、試合開始前のあいさつ(14:03)

2001年1月7日、決勝

伏見工業高校  21−3  佐賀工業高校

前半・伏見工業(0T0G0PG)  0−3  佐賀工業(0T0G1PG)

後半。伏見工業(3T3G0PG)  21−0  佐賀工業(0T0G0PG)

伏見工業、1・島田、2・中川、3・土田、4・久世、5・田中亮、6・吉田雄、7・大島、8・辻井、9・工藤、10・馬場、11・吉田祥、12・藤野、13・大下、14・中西、15・政田、

佐賀工業、1・長野、2・井出、3・香月、4・城野、5・渡瀬、6・諸岡、7・百武、8・松本、9・沢田、10・安河内、11・西国、12・高倉、13・堀本、14・小柳泰、15・高田、

 

前半風上の佐賀工は伏見陣内で試合を進め16分PG(画像B)で先制するも決め手がなくノートライに押さえ込まれる。伏見は佐賀工の波状攻撃を耐えてSO馬場のキックでかろうじて逃げていた印象。後半陣地が入れ替わればキックの飛距離が違うので伏見工業の有利な展開が予想された。

後半は伏見工業が佐賀工業陣内で試合をすすめる。後半7分伏見SHがギャップを抜け出し40mの独走トライ(G)(画像C・D)で逆転。19分伏見工Shがインゴールにボールを蹴りこみ11吉田が押さえてトライ(G)14−3とリードを広げる。22分PR島田が佐賀工キックをチャージそのままボールを持ち込んでトライ(画像E)。伏見工業は佐賀工業をノートライに抑えて3回目の優勝をかざった。

B、C、D

伏見工業のデフェンスは厚かった。佐賀工業は密集サイドに人を次々投入するが伏見に止められゲインを切れず。点の攻撃に終始、ラックからのボール出しに人を集めてしまいBKに展開もできなかった。伏見はFW、BKの粘りあるデフェンスから切り返し、佐賀工デフェンスのポイントを突き3トライで勝負を決めた。(画像Fノーサイド15:11)

E、F

高校ラグビーは中1日の日程と特別ルール(スクラムが1.5m以上押せない)があって、重量FWだけでは勝ち抜けない。今回の佐賀工も砺波戦で得点記録を作ったが、決勝戦に関しては攻撃が単調であった。相手の面に対して個の力で突破しようとした。モールプレーなどかたまりで相手デフェンス網を切り裂く作戦もあってもよかったように感じた。

G

試合終了