第53回全国社会人大会関西地区予選

2000年12月10日・宝が池−14:40KO−

ヤマハ発動機  35−18  NTT西日本

前半・ヤマハ(3T3G0PG)  21−11  NTT西日本(1T0G2PG)

後半・ヤマハ(2T2G0PG)  14−7  NTT西日本(1T1G0PG)

ヤマハ、1・宮田(大体大)、2・下田(関東学大)、3・中越(龍大)、4・中野(大体大浪商)、5・勝又(帝京大)、6・久保(大東大)、7・本間(帝京大)、8・サリッジ、9・浜村(龍大)、10・川崎(大商大)、11・奥(京産大)、12・ソトゥトゥ、13・小林(日体大、14・西村(中大)、15・堀川(早大)、

入替、小林→森(関東学大)、久保→菅原(明大)、浜村→田井中(帝京大)、中越→岡田(同大)、

NTT西日本、1・原沢(龍大)、2・小野(京産大)、3・平野(大体大)、4・武田(帝京大)、5・米島(大商大)、6・リチャード、7・椎村(日体大)、8・今井(日体大)、9・高野(京産大)、10・古道(同大)、11・迫本(中大)、12・萩谷(関東学大)、13・マシュー、14・後藤(大経大)、15・武藤(中大)、

入替、今井→戸崎(徳山大)、マシュー→伊藤(大経大)、平野→西川(大経大)、武田→羽田(同大)、

交代、原沢→木戸(近大)、伊藤→松田(京教大)、

前半9分NTTが先制(画像A)。18分頃NTTのリチャードがラックでパンチをふるいシンビン。ヤマハは20分にソトゥトゥがトライ(G)(画像B)して逆転。その1分後NTTもPGを決めて8−7とリードするもヤマハは25分久保(画像C)、37分にもトライ。前半終了間際にNTTはPGで加点し21−11で前半終了。後半5分ヤマハが先にトライを決め28−11と主導権を握る。NTTは14分に高野がゴール前のラックを抜け出してトライ(G)し追い上げにかかると思われたが、1分後にソトゥトゥがトライ(G)を決めて35−17のままノーサイド。

A, B, C

NTT西日本の自滅的な試合展開だった。開始早々から互角渡り合い先制したものの、笛が鳴ったあとのブレイク状態でラックで足をつかつかんでいるプレーヤ−にパンチを出してリチャード選手シンビン。マシュー選手のPKのタッチキックはハイパンかと思うキックが2・3度。トライをとればすぐに取り返されてしまう状態で勝つのは困難で。外人選手の出来の差がそのまま結果に表れたように思う。ヤマハのBKラインいるソトゥトゥ(フィジー代表・オークランド州代表)はこの中では別格、関西の大学でプレーしていれば、彼一人で同志社に対抗できるのではないかと思わせるほどの存在感だった。もうひとつおもしろいプレーはマシュー選手のひとりラインアウトをみせてもらった。ただ、レフェリーのあの位置ではノットストレートかどうかは分からないと思うが流していた。